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オズのストーリーを読む

死んだはずのアーティスト、オズ

日本の最北端で生まれ育ったオズは幼い頃2人の母親に育てられました。ものづくりが得意だった彼女は尊敬する師、故笠井進の元を離れ、京都の美術大学に入学します。

美大では絵画、彫刻を含む媒体に囚われない作品づくりをしてきましたが、それと同時に集団暴行、ジェンダーと出身の差別、性的搾取といった組織の人々のアンダーグラウンドな側面に遭遇します。

オズは在学中、周囲の行動の激化の末に、階段からつき落とされたりなどの命にかかわる数々の経験から適応障害を患い、うつ症状と重度の認知障害により、作品作りに支障がでることに悩まされてきました。学生時代のはじめの時点からすでにオズは作品を十分に作ることができなくなり、周囲はその場の思惑を満足に叶えられ、成功をおさめたのでした。その後ー

ーなぜここにある？存在しないはずの作品群ー

オズは症状と容赦なくダメージを与え続ける周囲の素行に苦しみながらも、国立の芸術大学の大学院に進学し、イギリスのRCAに留学をします。その後、医療機関で適切な治療を受けながら、自らで会社を作り、事業の仕組みを作り上げ、完全に独立をして作品作りをし続けてきました。現在は岡本太郎の師、舟一朝を含む同分野、他分野の方々にご声援をいただきながら、表現の探求と日頃から新たな事業を創造し、自由に活動を続けています。

ー完全独立しているからこそ最大限の素晴らしい作品ができるー

派閥や誰かの価値観に基づいた作品ではなく、
現代や個人のバランスのために必要な作品を作る。そこに強いこだわりをおいているからこそできる作品があります。

オズは近代西洋と東洋の芸術に親しみ、イリュージョン(視覚効果)より原理に着目することで枠に囚われない新たな作品を作り出してきました。作り出された作品は積み重ねた様式を踏襲しながら新しいものをさらに積み重ねる西洋と、現代を生きる日本人だからこそできる独自の技術というものを明確にしています。

また、スーパーや百貨店で売っている食材ではなく、畑でもぎ取ったばかりの手のひらに収まっている新鮮な生命の輝きのような。何物にも得難いオリジナルの感動がそこには存在しているでしょう。

ーすべての人が幸せになる作品をー

作品には持ち主が幸せになれる施工がたくさん施されています。オズは皆様に人生の豊かさと生きている喜び、新しい発見と気がつく新鮮さを沢山実感していただきたいと心から思っており、日々作品を作り続けています。このことは不条理な悲しい事が起こる世の中で、すべての人々の幸せと喜びを肯定し続けるファイティングポーズの1つの形だとしています。

作品のさらなる詳細

OZの作品について
職人技術の他、人の動作の繰り返しと外因により人の認知、認識が形成されることを深く理解したアーティストにより、見る、触るなどの体験をする方の感情、思考、認知に良い影響を与える、絵画のイリュージョンとは別の原理を主に用いた作品がつくりだされています。これらは21世紀の西洋の芸術家も一部が試みていた方法ですが、OZは過去の芸術家の志した原理もところどころに散りばめた、オリジナルの着眼点から生まれるユニークな作品作りと、自由で開放的な素材選びが特徴です。